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フラメンコのハレオ(掛け声)って何?タイミングや種類を解説!

フラメンコ公演に行くと、演奏者の方々や時には観客席から、様々な掛け声が聞こえてきますね!

 

代表的なのはやはり「オレー!」でしょうか。

 

特に演奏者達が叫んでいるのを聞くと、歌詞なの?と思われがちですが

 

あれは「ハレオ(Jaleo)」というフラメンコ独特の掛け声で、

 

フラメンコを盛り上げるのに欠かせないものなんです!!

 

今回は、

フラメンコに欠かせない要素!「ハレオとは何か?」

 

いつ言えばいいの?「ハレオをかけるタイミング」

 

使い分けるともっと楽しい!「ハレオの種類」

 

をわかりやすく解説します♪

フラメンコのハレオって何?

ハレオとは、フラメンコにおいて、演奏者や踊り手、舞台全体を盛り上げる掛け声のことです。

 

ものすごくわかりやすく&砕いて言うと「イイね!」って感じですね。

 

フラメンコを構成する三大要素は

 

「カンテ(歌)」

「トーケ(ギター)」

「パルマ(手拍子)」ですが

 

ハレオは四大要素目といわれるほど、フラメンコにおいて重要な役割を担っています。

 

実は踊りではなく、歌から始まったフラメンコ。

三大要素に「踊り」が入っていないことにビックリ!

 

演奏しているアーティスト達が、踊り手に対してハレオをかけることもあればその逆もあるし、

 

観客も、ギタリストや歌い手、踊り手などにハレオをかけます。

 

踊り手自身が、自らを鼓舞するためにハレオをかけることもあるんですよ。

ハレオをかけるタイミング

ハレオをかけるタイミングは、ズバリ「いつでもいいです」!笑

 

ハレオには、厳格なルールがありません。

 

というのも、ハレオは「今のギターの旋律かっこいい!」とか「今の踊り、ビシッときまったね!」など、

 

ハレオをかける人の主観で誉めているのです。

 

なので、あなたがハレオをかけたい!!と思えば、いつだってかけていいのです。

 

といっても、変なタイミングで的外れなハレオをかけると、「ん?」という雰囲気になってしまうのが、ハレオの難しいところ。

 

 

慣れてくると、自然に出てくるハレオですが

 

ここでは、初心者もここでハレオをかけるとしっくりくるよ、というタイミングをご紹介します。

全体的に盛り上がっているとき

初心者にとって避けたいのは、

 

「静かな時に自分のハレオが変に響いてしまった(気がする)」という状況…!!

 

そこでおススメのタイミングが、

 

「自分のハレオがかき消されて聞こえないくらい、舞台が盛り上がっている時」です!

 

演奏者達がかけるハレオや、ギターやパルマ、踊り手の足の音でわー!!となっている時なら、

 

初心者の方も自由にハレオをかけやすいですよ♪

 

まず、ハレオをかけること自体に慣れたい時におススメのタイミングです!

歌いだしの時

どこが盛り上がっているのかよくわからない!という方は

 

カンテ(歌)から始まる曲の歌いだしの部分はどうでしょう?

 

まだ踊りが始まっていないので、聞こえるのはカンテのみ。

 

もしくはギター伴奏もあるかもしれません。

 

「カンタ ビエン(いい歌)」

 

と囁くような優しいハレオをかけるのがおススメ。

 

踊ってもいないのに

「バイラビエン(いい踊り)」

とか言わないようにだけ気を付けて笑

踊り手が、靴底でリズムを打ち鳴らしてる時

踊り手によっては、スカートをめくってわかりやすく

 

「これから足のリズムの見せ場だよ!」

 

と、主張してくる方もいるので、そこがチャンス!!

 

打ち鳴らしている最中でもいいですし、

 

打ち鳴らし終わって決まった!!というタイミングでもいいので、ハレオをかけましょう!

 

この足の見せ場を「エスコビージャ」といいますが、

 

踊り手にとって、褒められると大変嬉しいポイントでもあります♪

一曲終わった時

初心者にとって、一番わかりやすいタイミングが「一曲終わった時」です。

 

踊り手が決めポーズで終わるか、

 

踊り手が舞台袖に帰って終わるところが、ハレオの絶好のタイミング!

 

拍手と共に大きな声でハレオをかけましょう!

 

周囲の喝采に紛れれば、初心者の方も恥ずかしがらずに言えますよ♪

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ハレオの種類

ハレオには沢山種類があります!

 

長めのハレオや、リズムを刻むハレオは上級者向けなので、

 

ここでは「いつでも」「誰でも」簡単に言えるハレオをご紹介します♪

 

 

スペイン語は基本ローマ字読み!

日本人でも上手に発音できるので、是非チャレンジ♪

オレ!(Ole)

一番有名で簡単なのが「オレー!」

 

とりあえずオレ!さえ覚えれば大丈夫!

 

どんな時でも、「イイ!」「素敵!」と思ったら「オレー!」と言えば間違いないです。

 

もし踊り手などの名前がわかっていたら

 

「オレ!〇〇!」

 

と言えば、〇〇さんにダイレクトに称賛が伝わります♪

 

踊り手さんも自分あてのハレオが聞こえると、思わずニヤリ♪

内心めちゃくちゃ嬉しいです!

ビエン(Bien)

Oleの次に覚えやすく、使いやすいのがビエン(Bien)

 

英語で言うとgoodで、いいね!という意味です。

 

ビエン(Bien)単体よりかは

 

「カンタ ビエン(Canta bien)」いい歌!

 

「トカ ビエン(Toca bien)」いいギター!

 

「バイラ ビエン(Baila bien)」いい踊り!

 

といった風な使い方をよく聞きます♪

 

veryという意味のムイ(muy)とつけると、

 

「ムイ ビエン(Muy bien!)」=very goodという意味になります

 

個人的に感激度は、前項のオレ!(Ole!)の方が上。

Oleばかりで飽きた&ハレオのレパートリーが欲しい時に是非使ってみて!

グァパ/グァポ(Guapa/o)

グァパ(Guapa)は「いい女!」「美しい!」という意味です。

 

男性への場合はグァポ(Guapo)ですね♪

 

相手を鼓舞させる感じなので、タイミングは割といつでも大丈夫!

 

私は「オレ グァパ!(Ole Guapa!)」というように
組み合わせて使うことが多いです。

リズムが良くて言いやすいんです♪

ハレオまとめ

ハレオはまさに習うより慣れろ!という感じ。

 

観客席からのハレオも舞台の一部で、一緒に盛り上がってこそフラメンコです!

 

今回ご紹介したタイミング&ハレオさえ覚えれば、どんな公演でも使えますので

 

是非ハレオをかけてみてくださいね!